曲名:Depois da Chuva
歌手:川口大輔
配信/発売日:2026-09-02
作詞:Marcelo Kimura
作曲:川口大輔
歌詞の意味
雨が通り過ぎると、空の色が一つの山から別の山へ広がり、離れていた心を結ぶ。自然の回復は抽象的な希望ではなく、キスカディーが「ミ」の音で歌い、帰路を知らせる場面から始まる。語り手が戻った理由も、自分一人の声ではなく「僕らの声」を響かせるためだ。雨後の景色と帰郷が並ぶことで、家とは建物だけでなく、声を重ねられる相手と場所を取り戻すことだと分かる。
森では花が芽吹き、川は折れずに曲がって流れる。この川の姿は、恐れに締めつけられても時間が癒し、空が明るくなるという次の言葉へつながる。真っ直ぐ進むことだけを強さとせず、障害に沿って向きを変えながら壊れないことが、生き延びる形として示される。雨を消すのではなく、雨が過ぎた後に何が育つかを見る視点が、Depois da Chuvaという題名を支えている。
後半では森が実際に花開き、オオハシが目覚め、コンゴウインコが飛んで色を添える。やがてクルルヒキガエルが夜の到来を告げ、月が照らし、コオロギが歌うため、回復は昼の明るさだけに限定されない。夜もまた別の生き物が声を持つ時間として受け入れられる。鳥の声が帰る道を知らせ、蛙の声が夜を知らせる構成では、人間だけが時間を判断するのではなく、森全体が時計の役割を担う。山を渡る色、曲がる川、飛ぶ鳥という横方向の動きに、芽吹きと開花という時間の変化も重なる。最後の「命が花開く」は、雨が二度と降らないという約束ではない。雨、晴れ、夜という循環の中で、それぞれの声が次の変化を知らせ、曲がりながら流れる川のように命が続くことへの信頼なのである。
空に色彩が現れる
色となって降り注ぐ
一つの山からもう一つの山へ
僕らの心を結びながら
通り過ぎた雨の後に
キスカディーがミの音で歌う
知らせるために歌っている
僕の道が家へ続くことを
僕らの声を響かせるため戻ってきた
そして森は育ち
あの花が芽吹く
川は流れていく
折れることなく曲がりながら
恐れに胸を締めつけられても
時間が癒してくれる
空は明るくなる
雨の後には
森は花開いた
オオハシが目を覚ました
コンゴウインコが飛んでいく
森を美しく彩るために
そして思いもよらない時に
クルルヒキガエルが
僕らに知らせに来る
もう夜が来たことを
月が明るく照らした
コオロギも歌い始めた
そして雨の後には
命が花開く
Sora ni shikisai ga arawareru
Iro to natte furisosogu
Hitotsu no yama kara mou hitotsu no yama e
Bokura no kokoro wo musubi nagara
Toorisugita ame no ato ni
Kisukadii ga mi no oto de utau
Shiraseru tame ni utatte iru
Boku no michi ga ie e tsuzuku koto wo
Bokura no koe wo hibikaseru tame modotte kita
Soshite mori wa sodachi
Ano hana ga mebuku
Kawa wa nagarete iku
Oreru koto naku magari nagara
Osore ni mune wo shimetsukerarete mo
Jikan ga iyashite kureru
Sora wa akaruku naru
Ame no ato ni wa
Mori wa hanahiraita
Oohashi ga me wo samashita
Kongou inko ga tonde iku
Mori wo utsukushiku irodoru tame ni
Soshite omoi mo yoranai toki ni
Kururu hikigaeru ga
Bokura ni shirase ni kuru
Mou yoru ga kita koto wo
Tsuki ga akaruku terashita
Koorogi mo utai hajimeta
Soshite ame no ato ni wa
Inochi ga hanahiraku
Colors will appear in the sky
They pour down in colors
From one mountain to another
Uniting our hearts
After the rain has passed
A great kiskadee sings on the note "mi"
Singing to let us know
That my path leads home
I returned so our voices could ring out
And the forest grows
And that flower sprouts
The river will flow
It bends without breaking
And if fear tightens its grip
Time will heal
The sky will brighten
After the rain
And the forest bloomed
The toucan woke up
The macaw will fly
To beautify the forest
And when we least expect it
The cururu toad
Comes to tell us
That night has already arrived
The moon shone brightly
The cricket has begun to sing
And after the rain
Life will bloom
天空中將浮現色彩
它們化作色彩傾瀉而下
從一座山延伸到另一座山
把我們的心連在一起
在雨過之後
大食蠅霸以「mi」音歌唱
歌唱著向我們報信
告訴我這條路通往家園
為了讓我們的聲音響起 我回來了
森林持續生長
那朵花萌芽
河流將繼續流淌
彎曲卻不折斷
即使恐懼緊緊勒住心口
時間終會治癒
天空將放晴
雨過之後
森林開滿花朵
巨嘴鳥醒來了
金剛鸚鵡將飛翔
為了點綴森林之美
而在最意想不到的時候
cururu蟾蜍
前來告訴我們
夜晚已經到來
月亮灑下明光
蟋蟀也已開始歌唱
而在雨過之後
生命將會綻放