曲名:Bandage
歌手:BENI
配信/発売日:2026-10-28
作詞:Sunny
作曲:Sunny
編曲:ilica・Sunny
君のぬくもりで
眠れた夜がある
消えないはずの痛みも
夢に染まる
いつか
笑えるようになったら
君はここにいるのかな
包帯よ
まだほどけないで
壊れた心を包んで
この傷は治らなくてもいい
ずっとそばにいて 欲しいから
あと少しだけいて 今夜
君のやさしさに
甘えていたのかな
ひとりで歩ける今日が
なぜか少し寂しい
いつか
君が隣にいなくても
笑えるのかな
包帯よ
まだほどけないで
壊れた心を包んで
この傷は治らなくてもいい
ずっとそばにいて 欲しいから
あと少しだけいて 今夜
朝が来ても
ここにいて
Kimi no nukumori de
Nemureta yoru ga aru
Kienai hazu no itami mo
Yume ni somaru
Itsuka
Waraeru you ni nattara
Kimi wa koko ni iru no kana
Houtai yo
Mada hodokenaide
Kowareta kokoro o tsutsunde
Kono kizu wa naoranakute mo ii
Zutto soba ni ite hoshii kara
Ato sukoshi dake ite konya
Kimi no yasashisa ni
Amaete ita no kana
Hitori de arukeru kyou ga
Nazeka sukoshi sabishii
Itsuka
Kimi ga tonari ni inakute mo
Waraeru no kana
Houtai yo
Mada hodokenaide
Kowareta kokoro o tsutsunde
Kono kizu wa naoranakute mo ii
Zutto soba ni ite hoshii kara
Ato sukoshi dake ite konya
Asa ga kite mo
Koko ni ite
Because of your warmth,
there were nights I could sleep.
Even pain I thought would never fade
takes on the colors of dreams.
Someday,
when I can smile again,
will you still be here?
Bandage,
do not come undone yet.
Wrap up my broken heart.
I do not mind if this wound never heals,
because I want you beside me forever.
Stay just a little longer tonight.
On your kindness,
was I leaning too much?
Today, when I can walk on my own,
somehow feels a little lonely.
Someday,
even without you beside me,
will I be able to smile?
Bandage,
do not come undone yet.
Wrap up my broken heart.
I do not mind if this wound never heals,
because I want you beside me forever.
Stay just a little longer tonight.
Even when morning comes,
stay here.
因為你的溫暖,
我曾有能夠安睡的夜晚。
連以為不會消失的疼痛,
也染上了夢的顏色。
有一天,
當我終於能夠微笑,
你還會在這裡嗎?
繃帶啊,
先別鬆開。
包住我破碎的心。
即使這傷永遠不好也沒關係,
因為我希望你永遠陪在身邊。
今晚再待一會兒就好。
對於你的溫柔,
我是不是太過依賴了?
如今終於能獨自前行,
卻不知為何有一點寂寞。
有一天,
就算你不在身旁,
我也能笑得出來嗎?
繃帶啊,
先別鬆開。
包住我破碎的心。
即使這傷永遠不好也沒關係,
因為我希望你永遠陪在身邊。
今晚再待一會兒就好。
即使早晨來臨,
也請留在這裡。
歌詞の意味
君のぬくもりで眠れた夜という記憶には、痛みそのものが消えたとは言い切れない慎重さがある。消えないはずの痛みも夢に染まるのであって、完治するのではない。それでも眠れるようになることは、傷ついた心にとって大きな支えだ。その支えを包帯に重ねることで、君が果たした役割がはっきりする。壊れた場所を包み、外からの刺激を和らげてくれる存在だからこそ、ほどけないでという呼びかけが生まれる。包むものがなくなる不安と、その相手に離れてほしくない願いが、一つの言葉に重なっている。
最初の問いは、いつか笑えるようになったときにも君がここにいるか、というものだ。回復は本来望ましいことなのに、ここでは支えを失う契機になるかもしれない。だから傷が治らなくてもよいという逆説が出てくる。これは痛みを好んでいるというより、傷がある間だけ相手がそばにいるのではないかという恐れの表れとして読める。歌詞は相手が実際にそういう条件を出したとは述べていない。語り手の内側で、必要とすることとつながっていられることが強く結びついているのだ。永遠にいてほしいと願いながら、口にする要求があと少しだけへ縮むところにも、相手を引き留めるためらいがある。
後半ではひとりで歩ける今日が訪れ、回復がすでに始まっていることがわかる。けれども、それを喜ぶだけでは済まず、優しさに甘えていたのかと振り返る。そして問いは、君がいなくても自分は笑えるかへ変わる。相手の居場所を確かめる問いから、自分がどう生きられるかを問う段階へ進んでいる。それでも最後には、夜が終わって朝が来てもここにいてほしいと願う。朝は新しい生活の始まりにも見えるが、そこで別れを決断する結末にはならない。自立に向かう足取りと、人を求める弱さを同時に残すことで、癒えることが必ずしも寂しさの解消ではないと伝えている。