曲名:泥まみれの青春
歌手:柊木りお
配信/発売日:2026-10-20
作詞:柊木りお
作曲:本田“POM”孝信
編曲:本田“POM”孝信
沈む夕日背に影が伸びてく すり抜けた笑い声 空っぽなんだ
またダメだったよ こらえきれなくて 涙が こぼれていたんだよ
情けない話だね とてもカッコつかないけれど
ありのままの僕がいい
ぶつかって(泣いてないで)つまづいて
傷だらけの日々も悪くはないさ らしく
生きていこう 人生を 汗水まみれ 泥にまみれながら
歩む足取りは皆それぞれで 思い出にはこぼれる笑顔があった
僕は僕の道 そう思うけど なんだよ また一人きりだ
くだらない話でも 誰かと笑いあえることは
奇跡のよう愛しき日々
僕だって(何度だって)夢追って 諦めるものかと 食いしばるんだ ぐっと
無理難題 問題ない なんとかなるって そんな気がするよ
何度も出会って(別れて) 歩いてきたんだ
迷ったっていいんだ ほら そろそろ行こうか
ぶつかって つまづいて 傷だらけの日々も悪くはないさ
らしく生きていこう 人生を 汗水まみれ 泥にまみれながら
咲かせ 一輪の花
Shizumu yuuhi se ni kage ga nobiteku surinuketa waraigoe karapponan da
Mata dame datta yo koraekirenakute namida ga koborete itan da yo
Nasakenai hanashi da ne totemo kakko tsukanai keredo
Ari no mama no boku ga ii
Butsukatte (naitenaide) tsumazuite
Kizu darake no hibi mo waruku wa nai sa rashiku
Ikite ikou jinsei wo asemizu mamire doro ni mamirenagara
Ayumu ashidori wa mina sorezore de omoide ni wa koboreru egao ga atta
Boku wa boku no michi sou omou kedo nan da yo mata hitorikiri da
Kudaranai hanashi demo dareka to waraiaeru koto wa
Kiseki no you itoshiki hibi
Boku datte (nando datte) yume otte akirameru mono ka to kuishibarun da gutto
Muri nandai mondai nai nantoka naru tte sonna ki ga suru yo
Nando mo deatte (wakarete) aruite kitan da
Mayottatte iin da hora sorosoro ikou ka
Butsukatte tsumazuite kizu darake no hibi mo waruku wa nai sa
Rashiku ikite ikou jinsei wo asemizu mamire doro ni mamirenagara
Sakase ichirin no hana
With the setting sun behind me, my shadow stretches out; laughter slips past, and I feel empty
I failed again; I couldn't hold it in, and the tears were spilling out
It's a sorry story, and I can't make myself look good
But I like myself just as I am
Bumping into things (don't keep crying), stumbling
Even these battered days aren't so bad; in my own way
I'll live this life, drenched in sweat and covered in mud
Everyone walks at their own pace; my memories held overflowing smiles
I have my own path, or so I tell myself, but damn, I'm all alone again
Even over silly conversations, being able to laugh with someone
Makes those days precious, like a miracle
I, too (again and again), chase my dreams, clenching my teeth: I won't give up
Impossible challenges? No problem; somehow it'll work out, that's how I feel
I've kept walking, meeting people (and parting) time after time
It's okay to lose your way; come on, shall we get going?
Bumping into things, stumbling; even these battered days aren't so bad
Let's live life in our own way, drenched in sweat and covered in mud
Let a single flower bloom
背對西沉的夕陽,影子漸漸拉長,笑聲從身旁溜走,心裡空蕩蕩
又失敗了啊,再也忍不住,眼淚就這樣落了下來
說來真窩囊,實在一點也不帥氣
但我喜歡最真實的自己
碰了壁(別再哭泣),又跌倒
傷痕累累的日子也不算壞啊,照自己的樣子
活下去吧,走過人生,流著汗水,沾滿泥濘
每個人前行的步調各不相同,回憶裡也曾有滿溢的笑容
我有我的路,雖然這樣想,怎麼回事啊,又只剩自己一人
即使只是無聊的閒話,能和某個人一起笑
也是如奇蹟般珍貴的日子
我也會(不論多少次)追逐夢想,用力咬緊牙關,怎能就此放棄
再難的挑戰也沒問題,總會有辦法的,我就是這麼覺得
一次次相遇(又離別),就這樣一路走來
迷路也沒關係,來吧,差不多該出發了
碰了壁,又跌倒,傷痕累累的日子也不算壞啊
照自己的樣子活過人生,流著汗水,沾滿泥濘
讓一朵花綻放吧
歌詞の意味
夕日を背に伸びる影と、そばをすり抜けていく笑い声。周囲には人の楽しさがあるのに、自分の内側は空っぽだという隔たりから歌詞が始まる。また駄目だったと涙をこぼす語り手は、失敗の中身を詳しく説明しない。その代わり、格好がつかない自分をそのまま差し出す。だから、ありのままの僕がいいという言葉は、最初から自信に満ちた宣言ではない。泣いてしまう自分まで含めて受け止めようとする、弱さの直後に置かれた選択なのである。傷だらけの日々も悪くないという言い方にも、無理にすべてを素晴らしい思い出へ塗り替えない慎ましさがある。
人にはそれぞれの歩みがあると理解していても、自分の道を行くことと、一人で平気でいられることは同じではない。僕は僕の道と考えたそばから、また一人きりだという不満がこぼれる。この揺れが、夢を追う姿を孤独に耐える英雄へ固定しない。かつての笑顔を思い出した後で、くだらない話を誰かと笑い合える日々が、奇跡のように愛しいものとして現れる。冒頭では届かずにすり抜けた笑い声が、ここでは自分も加われる笑いへ変わるのだ。目指す道の大きさだけでなく、その途中を共に過ごす人の存在が、生きていく手応えを作っている。
後半の、なんとかなるという言葉は、根拠を並べた予測ではなく、そんな気がするという感覚として差し出される。出会いと別れを重ね、それでも歩いてきた経験が、次の一歩を支える小さな見込みになっているのだろう。迷ってもよいと許したうえで、そろそろ行こうかと誘うため、前進には立ち直るまでの時間も含まれる。最後に咲かせようとするのが一輪の花である点も、この歌の願いの大きさをよく示す。誰もが振り向く成功ではなく、自分の足で歩いた先に一つの花を咲かせたい。汗や泥は、その願いに届く前に落とすべき汚れではなく、歩き続けている身体に付いてくるものとして受け入れられている。