曲名:lazy
歌手:LAUSBUB
配信/発売日:2026-09-09
作詞:Mei・Rico
作曲:Rico
編曲:Rico・Shohei Amimori
歌詞の意味
夜へ出かける人の足元には、鳴るフローリング、ヒール、揺れるスパンコールがある。外へ向かう動作は具体的なのに、そこで何をしたいのかは語られない。「あなたにはわからない」と「知るはずもない」が先に置かれ、説明すること自体を断つような距離が生まれる。これは楽しさだけで満たされた夜景ではなく、他人の理解を求めきれない人が、自分の感覚を確かめながら動いている場面として読める。
パーティーの終わりには、街の空気を吸い込む行為が続く。室内から街へ移る一方で、誰の声も聞こえないフロアや飲み干したボトルが現れ、にぎわいの後に残る空白が目につく。空のボトルは昨夜を手元に残す物だが、偽りの駆け引きは「昨日のこと」として退けられる。過ぎた時間を完全に消すのではなく、その中で続けたくないものだけを選び直している。「ドラマ」をずっと見るだけという表現には、出来事へ積極的に加わることへの疲れもある。
中ほどでは、あなたの手、スクリーン、遠い街という断片が並ぶ。どの像が実際の景色で、どれが映像なのかは結びつけられない。その曖昧さを残したまま、愛のひとときと本当の気持ちが挙げられるため、周囲のゲームやドラマと、自分が欲しい感情との違いが浮かぶ。相手との関係を明言するより、手や画面に映る一部分から必要なものを探す書き方だ。街へ出ていても遠い街が見えるという距離も、今いる場所に気持ちが収まりきらない状態と重なる。
「気だるい、でもそれでいい」という二行は、疲れを克服する約束ではない。動けない自分をそのまま認める言葉になっている。白昼夢と冷めたコーヒーは、時間が進んでも取り残される感覚を具体化する。その後の「あなたは再生する、私はリセットする」は、同じことを続ける相手と、自分の区切りを作る語り手を分ける。冒頭と終わりの両方に夜が来るが、終わりにはリセットという選択が加わる。夜を繰り返しながらも、昨日の役回りをそのまま引き受けない姿勢が残る。
夜が来たら、私は出かける。
鳴らすフローリング
あなたに私がわかるはずはない。
知るはずもない
パーティーが終わり、街の空気を吸い込む。
ウケる香り
ヒールを履いて街へ向かう。
揺れるスパンコール
何もない、誰の声も聞こえないフロア。
夕べ飲み干した、空のボトル。
気だるい、ずっと見ているだけのドラマ。
偽りの駆け引きはいらない、昨日のこと。
あなたの手。
映すスクリーン
私に必要なすべて。
見える
遠い街
愛のひととき。
本当の気持ち。
私は気だるい。
でも、それでいい。
白昼夢。
冷めたコーヒー。
あなたは繰り返し再生する。
私はリセットする。
夜が降りてくる。
Yoru ga kitara, watashi wa dekakeru.
Narasu furooringu
Anata ni watashi ga wakaru hazu wa nai.
Shiru hazu mo nai
Paatii ga owari, machi no kuuki o suikomu.
Ukeru kaori
Hiiru o haite machi e mukau.
Yureru supankooru
Nanimo nai, dare no koe mo kikoenai furoa.
Yuube nomihoshita, kara no botoru.
Kedarui, zutto mite iru dake no dorama.
Itsuwari no kakehiki wa iranai, kinou no koto.
Anata no te.
Utsusu sukuriin
Watashi ni hitsuyou na subete.
Mieru
Tooi machi
Ai no hitotoki.
Hontou no kimochi.
Watashi wa kedarui.
Demo, sore de ii.
Hakuchuumu.
Sameta koohii.
Anata wa kurikaeshi saisei suru.
Watashi wa risetto suru.
Yoru ga orite kuru.
When night arrives, I am on my way.
My steps make the wooden floor sound.
You could never understand me.
You could not possibly know.
After the party, I breathe in the city.
An amusing scent.
I head into the city in heels.
Sequins swaying.
Nothing; a floor where no one's voice reaches me.
The empty bottle I drained last night.
Laziness; a drama I only keep watching.
No more fake games; that belongs to yesterday.
Your hands.
The screen that projects an image.
All that I need.
I can see
a distant city.
A moment of love.
A genuine feeling.
I am feeling lazy.
But that is okay.
Daydreaming.
Cold coffee.
You replay.
And I reset.
Night is falling.
夜幕降下,我便出發。
踩響木地板。
你不可能理解我。
你也不可能知道。
派對散場,我吸進城市的氣息。
令人覺得好笑的氣味。
穿著高跟鞋走向街頭。
搖晃的亮片。
空無一物,聽不見任何人聲的舞池。
昨晚喝乾的空瓶。
懶懶的,只是不斷看著的戲碼。
不需要虛假的遊戲,那是昨天的事。
你的雙手。
映出影像的螢幕。
我所需要的一切。
看得見。
遠方的城市。
愛的片刻。
真實的感受。
我很懶散。
但這樣也沒關係。
白日夢。
冷掉的咖啡。
你反覆重播。
而我重新歸零。
夜色降下。